「これ言ったら、変に思われないかな」
「あの人、今の私見てどう感じたかな」
って、気づいたら1日中、人の反応をうかがってる。
で、家に帰るとどっと疲れてる。別に、悪いことなんて何もしてないのに。
「人の目が気になって疲れる」。これ、私もずーっとそうだったんだよね。今日はその話。
「人の目が気になる」の正体
まず言っておくと、人の目が気になるのは、あなたのメンタルが弱いからじゃないの。
人って、集団の中で生き延びるために「まわりにどう見られてるか」を敏感に察知する機能を、もともと持ってる。群れからはみ出したら生きていけなかった時代の、名残なんだよね。だから気になるのは、ある意味ちゃんと働いてる証拠。
問題は、その機能が”効きすぎ”てるとき。まだ誰にも何も言われてないのに、頭の中で勝手に「こう思われたかも」を再生して、勝手に消耗する。人の目が気になる人の疲れって、たいていこの”脳内再生”のぶんなんだよ。
気にしすぎる人ほど、優しくて想像力が高い
人の目が気になる人って、だいたい、相手の気持ちを想像する力がすごく高いの。「こう言ったら、あの人こう感じるかも」が、先に、細かく見えちゃう。
これって欠点じゃなくて、才能なんだよね。ただ、その想像力が全部”最悪の方向”に使われちゃうと、しんどくなる。優しさが、そのまま自分を削る刃になっちゃうっていうか。
「気にしないようにしよう」は、だいたい失敗する
よく「気にしなきゃいいじゃん」って言われるけど・・あれ、いちばん効かないやつ。
だって、気にしないようにするって、”気にしてる自分”と戦い続けることでしょ。抑えれば抑えるほど、逆に気になる。「白いクマを想像しないで」って言われると、白いクマしか出てこないのと一緒なんだよね。
だから、人の目を気にしない方法として「気にしないぞ!」って頑張るのは、もうやめていい。ゴールはそこじゃないの。
気にしすぎが軽くなった、私のやり方
じゃあ私がどうしたかっていうと、「気にしない」じゃなくて「切り離す」。
人の反応って、よーく見ると”その人の話”なんだよね。相手が何にモヤっとして、何を大事にしてるか。それは相手の中の事情であって、私の価値とは、別のところにある話。
「あの人、機嫌悪そう…私なんかしたかな」って思ったとき。それ、私のせいとは限らないでしょ。ただお腹すいてるだけかもしれないし。そうやって「相手の反応」と「私の価値」を分けて置けるようになると、いちいち揺れなくなる。
本音は、ちゃんと出す。(あ、思ったこと全部ぶちまける、って話じゃないよ。人を傷つけないラインは持ったまま、ね)。手放すのは「嫌われたくないから合わせとこ」っていう、遠慮のほうだけ。
人の目は「消す」んじゃなくて「距離を変える」
目指すのは、人の目がまったく気にならない鉄メンタルになることじゃないの。そんなの無理だし、なる必要もない。
チクッとしても、すっと手放せる。人の反応を、いったん”へえ、そう思うんだ”くらいの距離で眺められる。それだけで、毎日の消耗がぜんぜん変わってくる。
柔らかいけど、崩れない。私はこれを「もふもふメンタル」って呼んでる。
気にしすぎは、性格じゃなくて「癖」
いちばん伝えたいのはここ。人の目を気にしすぎるのは、あなたの性格でも、直らない欠陥でもなくて、ただの”癖”なんだよね。
真面目に、優しく育ってきた人ほど、しっかり身についてる。あなたが特別ダメなわけじゃ、まったくないの。そして、癖なら、あとからちゃんと外していける。ここが希望。
(「発信が怖い」の入り口はこの記事、「批判が怖い」の正体はこの記事、「嫌われたくないから本音が言えない」はこの記事にも書いたよ)
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